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defense mechanism

Ferry_building

世の中には本当にいろんな人がいて、
関わる人すべてを選ぶことは不可能です。
もし、親しくもない人から理不尽な態度をとられたり、
憤りを感じたとき、どう対処していますか?

アメリカで大学の寮に住んでいたとき、
隣の部屋の2人(白人)に、人種差別的な嫌がらせを受けました。
夜中にいたずら電話をかけてきたり、日本語をからかわれたり、
しつこかったです。

そこで、ゼミの教授(歴史学)に相談してみました。

メキシコからの移民でもある彼女も、
アメリカ東部の裕福な生徒が集まる高校に通っていたときに、
人種差別を受けたそうです。
そのなかで思ったこととは・・・

「差別をする、その人個人に怒りを感じたりするのではなく、
世の中を、そういう人たちが生きにくいものにしていけばいい。
これは私が作り出した、自分を守るための、defense mechanisim
(防御機構)」

点に執着しない、目線が違う、俯瞰している。
長い目で見れば、いいんだ。
さすが、「歴史」の教授。
(でも、当時、高校生。すごいなぁ)

教授の話に納得し、視点を変えました。
強気に出てみたら、隣のアメリカ人、すぐにおとなしくなりました。

このときから、人種差別に限らず、嫌な人に遭遇した場合、
「この人が生きにくい世の中にするには、どうすればいいか?」
「こういう人が生み出された背景は?」
ということを考えるようになりました。

自分の気持ちが、相手に支配されなくなります。
無駄なエネルギーを消費しないですみます。
それに、建設的です。

こういう小さなことの積み重ねで、意識や行動が少しずつ変わり、
仕組みが変わっていくと、理不尽な行動が許されなくなり、
ゆくゆくは世の中が変わっていく・・・。
歴史はこうして作られていくのでしょうね。
                         

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コメント

Karenさん、こんばんは。

エントリーを読んだ途端に、つい先ほど見た
仁君のコメントと重なりました。

今回のソロ曲の歌詞を語っていて、「俺は差別
するヤツのほうが可哀想だと思う。つまんない
ことしてないで、もっと違うことにエネルギーを
使ったらいいのにって。」ということです。

彼自身、多くの差別(というか羨望や嫉妬)を
受けてきたに違いないし、それによって想像を
絶する悲しみや苦しみを乗り越えてきたこと
でしょう。

差別や誹謗中傷をする人間は、自分より相手を
見下すことで妙な優越感や安心感を得ている
気の毒な人たちだなと思いますね。

自分に自信を持って毅然とした態度で立ち向かう
ことにより、もともと相手は明確な理由も無く
差別してきたのですから何も言えなくなります。
仁君の言葉とKarenさんのエントリーで、今一度
自分自身を見つめなおす機会ができました(^^)

投稿: MOANA | 2009年5月24日 (日) 21時39分

>MOANAさん

こんばんはー。

>差別するヤツのほうが可哀想だと思う。
つまんないことしてないで、もっと違うことにエネルギーを使ったらいいのにって

仁くんのコメント、ほんとその通り!です。("WONDER"ですね)
この記事を書こうと思ったきっかけは、
先日、どう考えても悪意のあるコメントを書いた人がいたからなんです。(消しました)
検索でこちらに初めてたどりついたようです。
共感できないのなら、そのままスルーしてくれればいいのに、わざわざ時間をかけて、相手に嫌な思いをさせる意味がわからない、と思いました。

>差別や誹謗中傷をする人間は、自分より相手を見下すことで妙な優越感や安心感を得ている気の毒な人たちだなと思いますね。

なるほど・・・納得。とても残念な方々ですね。
その思考回路が、あまりにも幸せでないし、
理解に苦しみますが、そもそも、理解する必要もないですもんね。

仁くんとは到底比べられるレベルではありませんが、
嫉妬を受けて、攻撃?されることがあります。
私は「性善説」を信じていて、オープンマインドで仲良くなろうよ!と
犬みたいにわんわんと近づくのですが、(人見しりの反対)
相手を信じて近づいてみたら、
ぎゃーーーってびっくりする、痛い思いをすることがあります。
じっくり観察してから心を開くべきだとやっと学びました(汗)。

性格の悪い人って、どこにでも、必ずいますからね。
MOANAさんのおっしゃるように、彼らに媚びることなく、感情を支配されることなく、自分に自信を持って、毅然としていたいですね。

投稿: Karen | 2009年5月25日 (月) 20時16分

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